【トイプードル】後追いって本当にかわいいだけ?潜む危険性

トイプードルの子犬をお家に迎えた飼い主さん。

無邪気なその姿を見ているだけで時間が過ぎちゃいますよね。

フレンドリーな子が多いトイプードル。飼い主の後ろをちょこちょこ小さな体で一生懸命くっついてきたらちょっと粗相しても、テーブルを噛み噛みしても全部許せちゃう。

天使みたいな子犬の時期も一瞬です。

1年もすれば犬は人間でいうと高校生くらいに成長します。子犬のうちは可愛かった飼い主にくっついて行動するその仕草(以下後追いとします)。

さて、そのままにしていても「可愛いから問題ない」…果たしてそうなのでしょうか。

今回はトイプードルの後追いについてお話したいと思います。

 

後追いって何?

私の大好きなトイプードルが自分の後ろをくっついて離れない。

飼い主の皆さんからすれば愛犬から愛されている証拠なんだと思えてうれしくなると思います。

私も仕事から帰って愛犬がお迎えしてくれた後、後ろにくっついてきてくれると

私のこと大好きなんだなぁ…なんて思ってしまいます。

ただそんな可愛らしい後追い。家にいて飼い主が動くごとにお風呂場やトイレまで常にくっついてこられると少し困ってしまいますよね。そこで後追いはなぜ起こるのか。説明したいと思います

飼い主のことが大好きだから?

一見何の問題もないように感じますが、これは裏を返せば飼い主に依存する傾向が強いということ。

一緒にいれば安心できる存在というのは行き過ぎてしまえばいないと不安になるということでもあります。そうなると飼い主が家にいる時でも離れずついてくるようになるのです。

子犬だから?

ペットショップやブリーダー、保護犬にしても親から離れて見知らぬ場所にいきなり連れてこられたら人間でも不安になりますよね。不安から後追いする子犬をそのまま可愛いからと言ってそのままにしてしまうと後追い行動は悪化し別の問題が出る可能性もあります。

不安だから?

怖がりな性格の犬だと花火や台風などの大きな音などでビックリしてしまい飼い主の元を中々離れないなんてことも。

元々犬は大きな音が苦手なので、そんな時は近くにいて安心させてあげましょう。

上記のほかにもついてくる要素になっていることはあるかもしれませんが、結論から言うと後追いは子犬のうちにやめさせるほうがいいと思います。

 

子犬のうちから後追いしない環境づくりを

後追いの原因として考えられるのが不安です。

子犬のうちは見るもの聴く事すべてが初めてのことなので不安になり後追いしやすいようです。

逆に老犬の後追いは耳が遠くなり、体も思うように動かなくなるため長年連れ添ってくれた飼い主を頼って後追いする事もあるようです。

ただこの不安からくる後追い。

酷くなると分離不安症という病気になってしまうこともあります。

分離不安症とは?

飼い主から離れて自分だけになってしまうと不安や恐怖を感じ、様々な問題行動(人間から見て)を引き起こす精神的な症状のことを分離不安症と言います。

具体的に起こす問題行動として

  1. 物を壊す
  2. 激しく吠え(鳴き)続ける
  3. 足や尻尾を噛んだりなめたりする(自傷行為)
  4. トイレのしつけが出来ているのに粗相をする

等が挙げられます。

分離不安症の症状が悪化するとお薬で気持ちを落ち着かせる必要があるため飼い主も犬にも精神的負担がかかることになります。

分離不安症にまで発展する前に後追いをやめさせるのが一番だと思いますが、どのようにすればやめさせることが出来るのでしょうか。

 

不安を解消しよう!

後追いは飼い主と離れる事に不安を感じて起こす行動

大好きな飼い主といつでも一緒にいないと不安で仕方がないのです。

そのような状態では留守番をさせることもできませんし、そのような愛犬に対して飼い主さんがストレスを感じてしまいます。

それではお互いに良い事がありません。

そのことからも愛犬の不安を解消してあげることが必要です。

子犬のうちは一緒にいてあげる

1歳になるまではなるべく家に誰かいるようにして独りぼっちにしないようにします

子犬でお家にお迎えすると夜泣きをする子も少なくないですが、しつけ本によくある子犬だけにして鳴き止むまで無視するという方法もすべての犬に当てはまるわけではありません。

知人の犬は家に子犬を迎えて一週間は夫婦の寝室に子犬も連れてきて一緒に寝たそうです。その後は別の部屋でも夜鳴きはしなくなったと聞きました。

自分の愛犬の様子を観察してお互いに無理のないようにしましょう。

安心できる環境を作る

犬が自分の家に慣れてきたら今度は安心できる環境を整えてあげましょう。

具体的には

  1. 家族と適度に触れ合える。同じ空間にいる
  2. 長時間の留守番を頻繁にすることは避ける
  3. ゆっくりできるような場所を作ってあげる

等が挙げられます。

 

愛犬と適度な距離感をとろう!

安心な環境づくりができたら次は愛犬と別の時間を過ごすことに挑戦してみましょう。

別の時間を過ごそうとおもってもトイプードルは人間が大好きな子が多いのでなかなか飼い主から離れない事も。

そんな時はクレートトレーニングを取り入れてみましょう。

クレート=安心できる場所にしていく

クレートとは持ち運べる小さな犬小屋のようなものです。周りがサークルとは違い囲まれているので中が薄暗くなります。犬は少し狭くて薄暗いところが落ち着くので一頭だけでいることに慣らすうえでクレートに慣れていると病院の移動や災害時にも役立ちます。

慣らし方の手順の一例として

  1. クレートを半分に。屋根がない状態で中にクレートの中に入れるように。
  2. 中に入れるようになったら布を上からかけて犬に姿を見せずにおやつをあげる
  3. 数分(1分・3分・5分…)クレートから離れてみる
  4. 犬が落ち着いているうちに近くに戻る
  5. 姿を見せずにおやつをあげる

②→⑤をある程度繰り返します。途中落ち着かない様子があればその日は中断しましょう

中断する理由はトイプードルは賢く少し神経質な部分があるため。

一度嫌な思いをするとクレートを見ただけで逃げ出す可能性があるからです。

この練習を繰り返しして興奮することなく30分程度落ち着いていられたら後は徐々に単独の時間を増やしていきましょう。落ち着いている=安心できる場所と犬が思ってくれた証拠です。

犬だけの時間をつくろう!

犬が飼い主さんと離れて不安が高まるのは最初の30分と言われています。

この間に夢中になれる何かがあれば愛犬が気付かないうちに犬だけの時間に慣れることが出来ます。

この練習の手順の一例は

  1. コングなど壊れないゴム製のおもちゃで遊ばせる
  2. 夢中になっている隙に飼い主は別室に移動
  3. 30分経ったらおもちゃを回収。ほめておやつをあげる

30分はあくまで目安ですので愛犬の性格を考えながら5分からスタートしてもいいと思います。

犬だけの時間を作れるようになれば、あとはそばにいなくても大抵のことは大丈夫になります。

 

お互いの気持ちを理解する努力をする

後追いが悪化すると分離不安を引き起こします。とはいっても、それを防ぐためにいきなり後追いする愛犬を無視すると愛犬はものすごいストレスを感じてしまうでしょう。

今までトイレにまでついてきていた子をついてきても無視。

トイレから出てきて視線を合わせてきても目をそらす。

急にそんなことをされたら人間だって悲しくなります。

依存が強い子がする傾向にある後追いは大好きな飼い主と一緒にいたいという気持ちからきている行動であることを飼い主は理解してあげなくてはいけません。

”後追いという行動をやめさせる”というよりも飼い主が同じ場所にいるだけで安心できる環境を整えてあげる。人は人のやりたいこと犬は犬の好きなようにしていられることがお互いに幸せなことだと思います。

 

まとめ

犬との生活はあくまで人間がメイン。

可愛いからと言って構いすぎると飼い主から愛犬が離れられなくなります。時には毅然とした態度も必要ですが、それだけではいけません。メリハリが大切です。

リーダーとして飼い主が振る舞うよりも愛犬の道しるべを示してあげる親のような関係性のほうがお互いの気持ちを理解しあえるのではないのでしょうか。

愛情をたっぷり注いであげれば犬もきっとそれにこたえてくれるはずです。

 

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