トイプードルの子犬が噛んで凶暴に⁉6つの理由と対策方法は?

はぁぁぁ・・。
ずいぶんと大きなため息ですが、何かあったのですか?
実は、新しく飼い始めた子犬のことで悩みが尽きないんです。最近、家族に対して甘噛みや本気で噛むことが多くなってきていて。
「痛い!」「ダメ!」と怒ったりしても、逆に悪化しているようで。はぁぁ・・。
確か初めて飼い始めたと、とても嬉しそうにされていたあの子ですね!なるほど、色々と悩みごとが出てきている状況なのですか。
はい、ちょうど子犬は3ケ月齢です。
とても可愛くて癒されるし、子供たちも一緒に楽しく遊んでいて問題がなかったのに、徐々に噛むようになって。
初めて子犬を飼ったので、子犬にとっては普通のことなのか、接し方やしつけが間違っているのか不安です。色々本を読んだり、アドバイスをもらって試してはいますがあまり変わりません。
初めての場合は特に比較する対象がないため、混乱することも多いと思います。
大切な子だからこそ、何とかしたいですよね。子犬といってもまだまだ赤ちゃん。
実は、同じように感じて、悩みを抱えている方はたくさんいらっしゃいますよ。

今回の記事では、

今回の記事
  • なぜ噛むの?
  • 噛む行動の原因 6つの理由
  • こんなときどうする?事例を挙げて
  • 子犬の社会化期の大切さ
  • プロの手を借りる

についてまとめました。それではじっくり見ていきましょう!

 

なぜ噛むの?

子犬のときの甘噛みは、なんとなく想像がつくのではないでしょうか。甘噛みとは、じゃれたりして本気ではなく、手加減をして噛む行動です。

歯が抜けて生え変わる6〜8ヶ月齢頃までは、色々なものに噛みつきたいという欲求が強くなると言われています。歯の生え変わりでムズムズするからというだけでなく、本能的な習性ということが強いと言えます。

犬種や性格により噛む行動の背景が異なります。トイプードルをはじめとした小型犬は、不安や恐怖が引き金となり、相手を甘噛みする傾向があります。

 

噛む行動の原因 6つの理由

まだ、甘噛みで痛みやケガが伴わない場合であれば、そこまで問題にならないかもしれません。
おそらく、どんどん噛む行動がエスカレートしていき、本気噛みをされて痛みやケガが発生したとき「どうしよう…」と悩みに発展してしまうのではないでしょうか。

対象が人でなくても、帰宅したらお留守番中にクッションなどが噛みちぎられてお部屋が大変なことになっていても問題です。

まずは、なぜ噛む行動をするのか原因を探ってみることが改善につながる一歩かもしれません。

本能・習性

(ちゃんねる:【極小トイプードルの子犬】もみじが甘噛みするようになりました。。。)

人や物に対して、犬が本能や習性で噛もうとしたりする行動です。
特に子犬の時期は、何かにカジカジと噛みつきたいという欲求が高まり、人間の赤ちゃんが泣くのと同じくらいふつうのことです。
噛むことであごの筋肉を鍛えたり、脳に刺激を与えて成長させるメリットがあります。

その他にも、「ごはんやおやつを食べているときに触ろうとする」「おもちゃなどを取り上げようとする」ときに、「大切なものを奪われたくない!」という気持ちから噛んだり、唸ったりする行動がみられます。自分の縄張りに知らない人が侵入したときにも、テリトリーを守るために噛もうとする行動がみられ、いずれも本能によるものが強いです。

対策は?

ふだんから、「離して」や「ちょうだい」を教えておくと、おもちゃなどを取り上げるときに噛もうとする場合に対応しやすくなります。

トレーニングの仕方は、おもちゃをくわえている犬の鼻に、おやつを持った手のにおいをかがせながら「離して」や「ちょうだい」と言います。
口からおもちゃが離れたタイミングでおやつを与え、「いい子」と少しおおげさなくらい褒めてあげます。

興奮、好奇心

 

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遊んでいるときに楽しくて過度に興奮しすぎてしまうと、うっかり飼い主さんの手を噛んでしまうことがあります。クイックイッと引っ張るように噛むしぐさは、嬉しい気持ちや楽しい気持ちが溢れすぎている状態です。

子犬の好奇心が旺盛な性格では、動くものに興味を持って過敏に反応してしまい、捕まえようとすることで噛む行動見られます。

お留守番中にお部屋の中を自由に行き来できる環境では、退屈しのぎにさまざまなものを噛んで遊んでしまう場合があります。「退屈の時は噛んで遊ぶと楽しい」と感じてしまうと、それが噛み癖につながってしまいます

対策は?

噛まれて困るものは、犬が届くところに置かないことが大切です。高い場所や鍵付きの棚、蓋つきのごみ箱などに変更することも1つです。

その他、お留守番中は広めのサークルと壊れないおもちゃを用意して、安心して休める環境を整えてあげることも大切です。

※遊びのときの興奮の鎮め方は、下記のこんなときどうするの?をご参照ください。

かゆみ・痛み

病気やケガなどにより、身体に痛みやかゆみが生じる場合があります。
そのような不調があるとき、飼い主さんが触ろうとしたり、触ったりすると痛みや不快感から噛んでしまうことがあります。

補足
身体の他の部分で嫌がったりする箇所がないか確認をしてみて、その後、動物病院の受診をおススメします。

かまってほしい・甘えたい

飼い主さんの関心を自分に引き付けたいときや甘えたいときにも、噛む行動がみられます。
甘えん坊な性格やスキンシップが好きな子が多いかもしれません。

以前、何かの拍子で噛まれたときに飼い主さんが反応してしまった場合、「噛むと反応してくれる」と犬が学習したことがきっかけで、かまってほしいときに噛むという行動を繰り返します。

対策は?

甘噛みを大目に見てそのままにしておくと、噛んでも良いと認識してしまいます。
人が大きな声を出すと反応してくれたと勘違いされるため、無言で噛み続けられないように手をひっこめてください。「噛んだらかまってもらえなくなる」と認識してもらえるように、部屋からいなくなるなども効果的です。

不安・恐怖

怖がりで神経質な性格の場合やまだ周囲の環境に慣れていないとき、恐怖や不安から、自分を守ろうと防衛本能で噛むことがあります。

他にも、犬が嫌いなものや苦手なものから逃れようとするときも、噛む行動がみられます。
例えば、日常ケアである歯磨きや爪切りが嫌いなときに、道具や飼い主さんの手を噛もうとする行動です。

対策は?

例えば、歯磨きが苦手で噛む場合、いきなり歯ブラシを口の中に入れるのではなく、まずは口の周りを触ってごほうびをあげて褒めることから始めます

できるようになったらおやつを舐めさせながら、唇をめくる⇒歯や歯ぐきを触る(最初は前面だけ徐々に奥も触れるように)⇒歯磨きシートを指に巻いて口の中に入れる…というように細かいステップに分けて繰り返し実施していきます。

ポイントは決して無理をしすぎないこと。嫌がったらすぐにストップします
落ち着いているときに、少しずつ根気よくチャレンジしていくことが大切です。

ストレス

遊びや散歩が足りず、エネルギーが有り余っている子犬にも見られることがあります。
それぞれの適切な運動量は、犬によって異なります。

また、ストレスの原因もそれぞれ異なるでしょう。
例えば、子供が”大好き”な仔もいれば、とっても”苦手”という仔もいますよね。

それで、子犬の様子を観察してどんな時にストレスを感じているのか知るようにしてあげましょう。ストレスの要因は下記の項目を参考にして、どんな反応を示すかチェックしてみてくださいね。

✅こんな時に嫌がっていませんか?

  • かまいすぎる
  • かまわなすぎる
  • 遊ぶ時間が足りない
  • しつこく撫でる
  • 人込みやにぎやかな来客
  • 食事中、寝ているときに触る
  • 子どもの遊び相手をさせる

対策は?

まずは、ストレスの原因を取り除いてあげることです。
人や物など噛みたい欲求が強い子犬は、お散歩や遊びを通じてエネルギーを発散できると噛む行動を軽減できることがあります。帰ると、犬が疲れて寝てしまうくらいの量を意識すると良いでしょう。

 

こんなときどうする?

家にお客さんが来ると噛もうとする

知らない人が自分のテリトリー内である家に来ることへの恐怖心で噛む行動がみられます。社会化期にさまざまな人や物に慣れることが不足していたことも原因の1つです。

家族以外の人も安心できるよ、恐くないよということを少しずつ理解してもらう必要があります。慣れるまでは、お客さんがきたら別の部屋に移動させておくのが双方にとって良いでしょう。

遊んでいるときに噛む

飼い主さんが犬の興奮をコントロールして遊ぶことがコツです。

  • 興奮しすぎたら休む
    うなるなどの興奮しすぎている兆候がでたら遊ぶことをやめ、オスワリなどをさせて興奮をしずめます。落ち着いたら再び、遊びを再開します。
  • 遊ぶのをやめる
    興奮がおさまらない場合は、遊びをやめて相手にせず立ち去ります。
しつけをする上で3つの注意点

  1. 大声をだす
    大声で叱ったりとっさに叫んでしまう行動は、犬が飼い主さんの反応を楽しんだりして噛む行動が悪化してしまうことも。
  2. 一貫性がない
    失敗している例をみると、しつけの一貫性がないことが多いです。
    例えば、ご家族全員の指示がバラバラであったり、その時によって飼い主さんの反応が違っていたりすることで、犬はどれに従ってよいか混乱を招いてしまいます。
  3. 体罰によるしつけ
    痛みを与えたり、マズルを力いっぱい押さえつけたりする方法は控えましょう。
    一時的に、体罰を恐れていうことをきくかもしれません。しかし、反対に恐怖心から人の手を噛んでしまう危険があります。

 

子犬の社会化期~遊んで学ぶ~

社会化期とは、4週齢~13週齢(生後3ケ月くらいまで)の時期で、外からの刺激(人、もの、犬、他の生き物、環境など)を受けて、社会に適応してくために学ぶ時期です。学習意欲や好奇心が強く、この社会化期をどのように過ごしたかがその後の犬の性格にも影響します。

  • 子犬同士で遊ばせる

犬は子犬のころにお互いにかみ合って遊ぶことで噛むことが基本的なマナー違反であること、噛む場合の力加減を学んでいきます。このことからも、社会化期に子犬同士で遊ばせることは社会化を進める上で重要です。

  • さまざま人やもの、犬や環境に触れさせる

社会化期に外の世界とあまり触れ合ってこなかった子犬は、その後に新しく出会う刺激がとてもストレスに感じてしまいます。すると新しい環境になかなか馴染めず、警戒心が強かったり、神経質で怖がりな性格になってしまう可能性があります。

初めてで何をして良いのか分からないという時は、パピー教室を利用するのもおススメです。

動物病院やペットショップをはじめ、パピーパーティー、犬の幼稚園、犬の学校など名称は様々ですが、子犬の社会化期を育成する施設や機会がたくさんあります。

1度覗いてみたり、周りのおともだちに教えてもらったりして、ご自身に合ったものを活用するのも手ですよ。

 

プロの手を借りる

みなさんもご存知だと思いますが、正直に言うとこの方法が一番手っ取り早く確実です!

そしたら、

飼い主が自力で出来ることを調べる意味はないんじゃ…?

って思いの方がいらっしゃるかと思いますが、決してそうではありません!

上記にも記載してある通り、社会化期をすぎてしまうと言わば人間でいう保幼、小学時代の基本的な学び、人間形成として重要な場を経験として踏めてないのと同じ意味合いになってくるので、人であってしても保育士、教師というプロがいるのですからワンちゃんもその道のプロに任せる他ないのです。

特に、現代では保護犬という問題もあるので、そういった施設や知人から譲り受ける場合が多くなっているので社会化期を過ぎてしまっているワンちゃんは珍しくありません。

自分で何とかしようとして、むしろ事態を悪化させてしまい、大きな事故につながる可能性もあります。

もちろんご自身でできることはやって、自分なりに調べて正しい知識をつけていく様に努力して、せっかくの幸せな時間を共有出来ているのですから、その時間をもっと充実したものにできるよう、その上で正しい判断をして任せれるとこは任せていくという方法をとっていただいたらいいのかなと思います!

噛んだり、凶暴化したり、しつけでお困りや興味のある方は下記のしつけ教室の記事をご覧いただくと詳細がわかるので、よかったら覗いてみてください!

トイプードルのしつけ教材の1つ!おすすめは犬バーシティ!

 

まとめ

犬にとって噛むという行為は、本能や習性によるものが多くあります。

しかし同じ噛む行動でも、本能や習性以外に、

  • 興奮・好奇心
  • かゆみや痛み
  • かまってほしい・甘えたい
  • 不安・恐怖
  • ストレス

の原因が背景に隠れています。

大人になってからでもトレーニングは可能ですが、子犬の頃に比べると大変です。特に、甘噛みを放置しておくと、噛み癖につながってしまうことも。どうせなら改善しやすい子犬のうちに、実践しておくのが1番ですよね。

社会化期でいろんな刺激に触れさせてあげたり、時にはプロのトレーナーを活用することで、素敵なワンちゃんとの楽しい生活をお過ごしください。

 

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