トイプードルのノミ・マダニの危険性と対策3選を解説!

うちの子は室内飼いだけど、ノミ・マダニ対策って必要なの?
確かに、ノミやマダニを見たことがない方もいるかもしれませんね。
ノミは動きがすばやく、マダニも草むらなどに身を潜めています。寄生しても捕まえることができなかったり、ホクロと間違えたなんてことも。
山や川だけでなく、いつものお散歩コースや公園、野良猫や野生動物が通るところにもノミやマダニの危険性があるのですよ。
なるほど。それなら、見たことがなくても仕方ないのかも…
でも、身近にリスクがあったなんて、知りませんでした!
ノミやマダニは気持ち悪いだけでなく、ワンちゃん自身にも痒みや貧血のほか、恐ろしい病気を媒介します。
そして、その被害は動物だけでなく、ズーノーシスと呼ばれる私たち人にも感染してしまう病気もあります。ひどい時には死んでしまうことも。
特に、ワンちゃんと一緒に寝る方、小さいお子さんがいるご家庭ではノミマダニ対策がとても重要ですよ
私、いつも一緒に寝ます!!
うちの子にも私にも、感染する病気があるなんて知りませんでした。心配です。大丈夫でしょうか?
しっかりノミ・マダニ対策をすれば、安心ですよ。
その前に、ノミとマダニの被害についても勉強しましょうね。

 

ノミについて

ノミ
はじめまして。おいらはノミです。
これからおいらたちノミの一生とみんなにもたらす被害についてお話していくよ

ノミのライフサイクル

ノミ
おいらたち大人の成ノミは氷山の一角。
ノミの成虫が5匹いたら、その周辺には、95匹の卵、幼虫、サナギがいることになるんだ。
幼虫やサナギのときは、じゅうたんの奥深くにいたり、ホコリに紛れて見つからないようにしているよ。
  1. 卵→ノミが吸血をしてから24〜48時間で卵を産み始めます。
    1日に最大で50個産むこともあります。
  2. 幼虫→光が苦手で、ジメジメした暗い場所が大好き。
    じゅうたんや畳の奥に潜んでいます
  3. サナギ→サナギの期間は、ノミにとって好条件の場合7日程度、冬でも13℃以上あれば1年間にもなり、暖かい室内で
    はサナギのまま越冬して春に大発生してしまうことも。

 

ノミはどんなところに潜んでいるの?
ノミ
おいらたちは、上記の場所に潜んでいるよ。特に、お気に入りの場所や寝床は要注意。
ワンちゃんたちと一緒に寝る飼い主さんは、ノミ対策を怠ると自分のベッドや寝る場所がおいらたちの温床になっているかもしれないよ。
注意
室内飼いでもノミに寄生されるリスク

  • 散歩中
  • 人が外からノミを持ち帰る
  • 一緒に飼っている犬がノミを持ち帰る
  • ノミに寄生された野良猫が庭などに入ってくる
補足
ノミが寄生してしまったら??
1、成虫駆除剤

体表中に存在する成ノミを駆除剤する
2、環境中の対策
掃除機による清掃、寝床の毛布やクッションの洗濯や熱湯消
毒、もしくは破棄する

ノミがもたらす被害

ノミは室内飼いだから安全!と言うワケではないのですね。ノミの被害はどのようなものがありますか?
ノミは単純に気持ち悪い、痒いだけではないから厄介です。
ノミが犬と人にもたらす被害をご説明していきますね。
ノミの被害は下記のようなものがあります。

  • ノミの刺咬
  • 貧血
  • 瓜実条虫
  • ノミアレルギー性皮膚炎
  • 猫ひっかき病などです。

 

  • 貧血

1匹のノミだけでは問題にならないかもしれません。しかし、多数寄生した場合、子犬や子猫、衰弱している動物にとっては貧血を起こすことがあります。

  • 瓜実条虫

瓜実条虫は犬の小腸に寄生する寄生虫です。ノミの幼虫が瓜実条虫の虫卵を食べてしまうと、ノミの体内で一緒に成長していきます。
グルーミングなど何らかの拍子に口にしてしまうと、体内に入り寄生します。

瓜実条虫はズーノーシスです。瓜実条虫に感染したノミを潰した手で食べものを食べたり、何らかの拍子に口に入ると感染のリスクがあります。

  • ノミアレルギー性皮膚炎

ノミの唾液成分がアレルゲンとなり、アレルギーとして発症します。たった1匹や2匹のノミの寄生でも、重度のノミアレルギー性皮膚炎を引き起こす動物もいます。

  • 猫ひっかき病

猫ひっかき病はズーノーシスで、猫は無症状です。
バルトネラ・ヘンセレという細菌をノミが媒介します。ノミを殺しした爪やキバでそのまま私たち人間が引っ掻かれると、そこから感染して近くのリンパ節が腫れたりします。
発症は子供もが多く、症状としては、発熱や倦怠感、頭痛、極まれに心内膜炎や細菌性血管腫など重篤になることもあります。

ワンちゃんだけでなく人にも危険があるなんて。小さいお子さんがいるご家庭は特に注意が必要ですね。しっかり予防しなきゃ。

マダニについて

マダニ
はじめまして。あたいはマダニです。
これからあたいたちマダニの一生ともたらす被害についてお話していくよ。ちなみに、布団などの中にいるダニとは違うから覚えて置いてもらえると嬉しいな。

マダニのライフサイクル

マダニ
あたいたちマダニは草むらにじっと身を潜めています。山や川など自然の多いところはもちろん、散歩コースや公園など身近なところにもいるよ。
ノミよりも吸血量が多く、1週間〜2週間程度寄生して血をお腹いっぱい吸い続けます。
あたいたちマダニは、春と秋にとても多く増えるので、注意してね。ちなみに、仲間によっては寒い冬でも1年中活動しているマダニもいるよ。

マダニがもたらす被害

ノミよりさらにマダニは強そうですね。やはり、怖い病気を媒介するのでしょうか?
仰るとおりです。ノミも色々な病気を媒介しますが、マダニはさらに怖い病気を媒介します。
もちろん、犬だけでなく私たち人にもズーノーシスとして被害をもたらします。
どんな被害があるか、ご説明してきますね。

直接的な被害

  • 貧血
  • 皮膚の損傷や細菌感染
  • アレルギー

犬のマダニ媒介性疾患

  • 犬バベシア症
  • 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
  • 犬ライム病
  • 犬ヘモバルトネラ症
  • エールリッヒア症
  • ヘパトゾーン症
  • Q熱などです。
  • 犬バベシア症→犬の赤血球にバベシア原虫が寄生虫して、赤血球を破壊します。感染すると、貧血や発熱、食欲不振などの症状が現れ、深刻な場合は黄疸や衰弱など起こし、死んでしまうこともあります。
そんなにたくさんの被害があるなんて!人に対してはどんな被害がありますか?
そうですね。エリアごとによっても変わりますが、最近ニュースでも話題になっているSFTSは要注意です。

  • ライム病
  • 野兎病
  • Q熱
  • 日本紅斑熱
  • 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)などです。
マダニ
あたいたちマダニが人へもたらす被害は色々ありますが、1番ニュースでも話題になっている重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を取り上げます。

SFTSは、人間だけでなく、犬や猫への感染も拡大しています。
症状としては、元気や食欲の低下、発熱、嘔吐、黄疸などが見られるよ。

人のSFTS患者数は100人を超えています。致死率は人で10〜30%、犬では29%、猫では最も高く60〜70%です。

感染経路は、SFTSウイルスをもったマダニに吸血された時、感染した犬や猫の体液や血液、排泄物より感染します。
残念ながらワクチンや治療薬がありません。そのため、予防薬をつける、山に入る時はマダニに刺されないように肌の露出を少なくするなどの対策が重要です。

もしも、マダニに刺されてしまったらどうすればいいのですか?
決して、無理にとろうとしないで下さい。
無理やりつまんで引っぱるとマダニの体内にある色々な病原体をからだの中に注入してしまうことになります。
犬の場合は動物病院へ、人の場合は皮膚科を受診してください。

 

ノミ・マダニ対策方法3選

  1. ノミ・マダニ駆除薬で予防する
  2. 外出後にマダニがついていないかチェックする
  3. ブラッシングやシャンプーをする

上記について解説していきます。

ノミ・マダニ駆除薬で予防する

やはり、薬が何より一番効果的ですし確実です。

主に、スポットタイプ食べるタイプの2種類あります。
1番人気は、食べるおやつタイプかつオールインワンタイプです。ノミとマダニだけでなく、フィラリアやお腹の虫まで幅広く簡単に予防することが可能です。

基本的には動物病院などでしっかり診察をしてもらい処方してもらうのが一番いいですね!

おおまかに2種類の値段を下記に記載してあります。
※動物病院によって若干の価格差があります。

スポットタイプ【滴下幼虫・卵駆除 ノミ マダニ 即効性

体重(㎏) 値段(円
5kg未満 1,200円~
5~10kg 1,400円~
10~20kg 1,600円~
20~40kg 1,800円~
40~60kg 2,000円~

 

おやつタイプ【オールインワンフィラリア お腹の虫 ノミ マダニ

体重(㎏) 値段(円)
1.8~3.6kg 2,000円~
3.6~7.5kg 2,200円~
7.5~15kg 2,400円~
15~30kg 2,600円~
30~60kg 2,800円~
何よりも定期的な予防が1番大切です。おやつタイプの物は、その子の体重によって与える量が決まってきます。特に、注意が必要なのは1歳までの成長期段階で一年を通して薬を処方してもらうのは控えたほうがいいですね。やはり、体重の変化が著しいと適正量で薬を与えることができなくなり効果が薄れてしまう恐れがあります。万が一、ノミやマダニに寄生されても、ノミ・マダニ駆除薬でしっかり予防をしていれば安心ですね。

外出後マダニチェックの3ポイント

お散歩の後は、マダニがついていないかチェックしましょう。

身体の上から順に

  1. 顔まわり(鼻、目、耳)
  2. 胴、尾(背中)
  3. 足(付け根は特に注意)

基本的にはかなり小さいので肉眼で捉えるのは大変ですが、中にはそこそこ大きい個体のものも存在するので極力取り除いてあげましょう!

そもそもつけさせない努力も必要です!特に、草むらなどはノミダニの生息地なのでなるべくそこには入らせないというのがベストです。

ブラッシングやシャンプーをする

もしも、お散歩で「草むらに入ってしまった!」ドッグランで他のワンちゃんとの「カラミがすごかった!」など、やばいかもっ!と感じたらすぐさまシャンプーで洗い流してあげることがとても有効的です。

しかし、シャンプーの頻度も月に1~2回が限度なので、身体を簡易的なシャンプータオルで拭いてあげ、しっかりブラッシングして乾かすなど、グルーミングをしてあげることによって最低限は防ぐことが出来るので大変ですがしっかりやってあげましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ノミやマダニはただ気持ち悪いだけでなく、ワンちゃんにも人間にも様々な病気を媒介します。
また、「室内飼いだから安心!」というワケではなく、山や川などの自然はもちろん、公園やいつものお散歩コースにもリスクがあります。

室内飼いのワンちゃんでも、人が持ち込んでしまったり、野良猫やタヌキやハクビシンなどの野生動物から感染することもあります。

楽しく遊んだり、毎日を気持ちよく過ごすためにも、ノミ・マダニ駆除薬でしっかり予防をして、お散歩から帰ってきたらマダニがついていないか足先などを簡単にチェックしてみましょう。

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