トイプードルのツボマッサージ!不調に効く万能なツボ7つ!

皆さんは、ワンちゃんにツボマッサージをしたことはありますか?
Aさん

マッサージみたいなことはしたことあるけど、ツボとか押したことはないなぁ。
ツボって何なの?どんな不調に効くの?

B子さん
興味はあるけど、たくさんのツボがあってどれを使ったらいいのか分からないし、不調がある時に使えばいいんでしょ?

確かにツボは全身に分布していて、場所も分かりづらく、どれを使ったらいいのか迷いますね。しかし、ツボを知っていることでワンちゃんが長年苦しんでいた不調や今後の病気予防をすることができるなら知りたくなりませんか?

本日は、
ツボマッサージのやり方と不調に効く万能なツボ7つを分かりやすくご紹介します。

この7つのツボだけ覚えていれば、病院に行く回数も減ってくるでしょう。
何より、ワンちゃんの身体の負担が取れるので、ぜひ身につけてほしい内容になっております。

ツボマッサージに入る前に、そもそもツボって何かわかりますか?
なぜ不調に効くのでしょう。

まずはツボについて学んでみましょう。

 

ツボとは


(引用:PETOKOTO)

東洋医学では、私たち人間や動物の身体には気血水(津液)の流れる「経路」という道があり、その経路上に分布している末梢血管や神経の末端が集結している、いわゆる気血の出入口に相当する特定の場所をツボ「経穴」と言います。

元気」や「やる気」などの言葉は、この「」に起因しており、生命活動の根幹となるエネルギー源であると同時に活動を推進する「車のエンジンと燃料」と考えられています。

「気」が不足すれば、燃料が不足し、さらにはエンジン自体の不調が重なった状態となり、
生命活動に支障が生じます。

「病は気から」という言葉通り、「気」の流れが悪いと病気や不調を起こしてしまいます。
そんな時にこのツボを刺激することで滞っていた「気」の流れがよくなり不調を緩和することが可能になるでしょう。

B子さん
なるほど!ツボが不調に効く理由がわかりました。


ではここからはツボマッサージについてお伝えします。

 

ツボマッサージ

 

この投稿をInstagramで見る

 

nico.and.miru’s_life(@mail.reiko.0611)がシェアした投稿

マッサージの準備から最後の仕上げまでを流れに沿ってご案内していきます。

準備

まずはワンちゃんの皮膚を傷つけないように、
爪は短くしてアクセサリーなども外しておきましょう。

マッサージを始める前に、ワンちゃんが安心して飼い主さんに身を任せられるように
優しく身体を撫でながらリラックスさせましょう。

こちらの動画を参考にされてください。

ツボ押しの力加減

私たちが足ツボマッサージなどに行くと、ぐりぐりと強い力でツボを押されて悶絶することもあるかと思いますが、動物にこんな力を入れては逆効果になるので気をつけましょう。

こちらを目安に、スケールなどで力加減を確認してから行ってください。

小型犬 200g~500g
中型犬 500g~1kg

ツボマッサージのやり方

頭からしっぽに沿ってさすりながら、
ツボがあるところは指圧やくるくる回しながら軽く刺激を与えます。

ツボの押し方

1・2・3と数えながら指の腹を使って少しずつ圧をかける
↓↓
そのまま3秒キープ
↓↓
再び1・2・3と数えながら徐々に力を抜いていきます。

ワンちゃんの表情を見ながら、ゆったりとした気持ちで行いましょう。
また、体が動かないように優しくホールドすると的確にツボを刺激することができます。

禁忌
ツボを押す場所に炎症や痛み、腫れ、腫瘍などの症状がある場合、
または極度に衰弱している場合や妊娠中の犬には押してはいけないツボがあるため、
ツボマッサージは控えましょう。

マッサージの最後

ツボマッサージの最後は、
体全体の巡りが良くなるように両手で背中全体の皮膚を引っ張ります。
背部には主要な臓器に関連するツボが密集しており、これらを同時に刺激することができます。

短いですが、動画をご覧ください。(音楽が流れます!音量にご注意ください)

 

ツボマッサージのやり方をマスターしたところで、
本題である不調に効く万能ツボをご紹介していきます。

ご自分のワンちゃんに必要だと思うツボはぜひ覚えておきましょう。

 

不調に効く万能なツボ7つ


(引用:http://okada-animal.com)

  1. 百会
  2. 晴明
  3. 大椎
  4. 肩井
  5. 足三里
  6. 湧泉
  7. 腎兪

順に説明していきます。

1.百会(ひやくえい)

  • 頭痛、耳鳴り、めまい、目の充血、鼻づまり等の不定愁訴
  • てんかん発作や脳炎などの頭部の症状
  • 精神的ストレスからくる不眠など

人間の百会は頭の1ヶ所ですが、犬は頭と腰の2か所にあり、ともに同様の効果があります。

百会の名前の由来は「百(多数)の経路が会する(集まる)場所」ということからわかるように、多くの経路が交わるため、多様な効果が期待できます。頭部にたまっている熱を下に下げることで興奮やイライラが治まり、リラックスしてくるでしょう。

自律神経を整えて、脳の老化防止にもおすすめです。
このツボだけで内臓や筋肉、神経、血管、リンパなど幅広く刺激を与えることができます。

特に腰の百会は、坐骨神経痛、腰痛、足腰の弱りや冷えなどの下半身の不調や下半身麻痺、
ホルモンバランスの乱れや消化器系の不調の緩和にも役立つでしょう。

頭の百会の場所 頭頂部
ツボの押し方 軽く指圧またはクルクルと円を描くように優しくマッサージ
腰の百会の場所 腰の一番広い部分と背骨が交わる部分(腰としっぽの間)、指が深く入る部分
ツボの押し方 軽く指圧します。

2.晴明(せいめい)

  • イライラなどの精神的ストレス
  • 疲れ目、近視・結膜炎などの目の不調
  • 鼻水や鼻づまり

東洋医学では、精神的ストレスと目は密接な関係があるとされており、目の不調が続くと情緒不安定となって怒りっぽくなったり抑うつ状態になりやすく、逆にイライラな精神状態が続くと目の不調が出てくると考えられています。

場所 目頭の横、左右2か所
ツボの押し方 両手で顔を優しく包んだ状態で、両親指で軽く指圧
または目頭からこめかみ
までをくるくると円を描きながら優しくスライドする

3.大椎(だいつい)

  • 咳や気管支炎
  • 首の痛みや神経痛
  • 皮膚疾患
  • 発熱

東洋医学で風邪は、「風(ふう)の邪(じゃ)」と捉えて、身体を犯す原因となり様々な症状を起こすと考えています。身体のバリア機能が低下すると、この「風の邪」は容易にバリアを通過して身体に侵入し、風邪の症状を起こします。

その体表のバリア機能を高める気の巡りをよくするツボが「大椎」です。
このツボを常に刺激したり、寒い日はネックウォーマーなどでこの部分を冷やさないようにすることで風邪の予防ができます。

風邪による悪寒がある場合は、その部分を温めるとより効果的です。
バリア機能が高まることにより、皮膚の乾燥からくる皮膚疾患も緩和してくるでしょう。

咳や喘息、呼吸が浅く、空咳などを止めるには、
「大椎」のほかに、肺の機能を高める「肺兪(はいゆ)」のツボも併用しましょう。

大椎の場所 背中と首の境目
ツボの押し方 両手で肩をホールドしながら軽く指圧または親指と人差し指で皮膚を軽く引っ張る
肺兪の場所 最後の肋骨から数えて第10肋間で背骨から約6cmのくぼみ両側2か所
(肩甲骨の間)
ツボの押し方 親指と人差し指で両側にあるツボをくるくる円を描きながらマッサージ
または皮膚を軽く引っ張る。

4.肩井(けんせい)

  • 肩に力が入りすぎている
  • 精神的ストレスによる肩こり
  • 頭痛

4足歩行の動物は頭を支えるために常に重心が前よりになり、
首や肩に負担がかかって筋肉がはっている子が多いと思います。

また、肩のコリは精神的ストレスでも起こります。
したがって肩こりをほぐすことは、心のこりをもほぐすことでもあります。

場所 肩甲骨と上腕骨の間の関節より手前にある左右2か所
ツボの押し方 軽く指圧または肩甲骨が分かりにくいほどに筋肉が張っている場合は、肩甲骨のラインをほぐすようにくるくる円を描きながら優しくマッサージしましょう。

肩井の場所を分かりやすく動画でお伝えします。(音楽が流れます!音量にご注意ください)

5.足三里(あしさんり)

(引用:the WOOF)

  • 嘔吐や胃もたれなどの胃の不調
  • 食欲不振
  • 便秘
  • 足腰の疲れやむくみ
  • 膝の痛み
  • 体力低下

胃の経絡を刺激して胃腸の調子を整え、身体にたまった老廃物を出すデトックス効果や、
免疫力を高めるなど幅広い効果があります。

「三陰交(さんいんこう)」も併用すると消化器系の働きを高めてくれます。
また身体の冷えやホルモンのバランスも整えるので、去勢や避妊手術後に太ってしまった
ワンちゃんにもおすすめです。

足三里の場所 後ろ足の膝下の外側にある出っ張りから前方のくぼみ
ツボの押し方 足をホールドした状態で、軽く指圧します。
三陰交の場所 後ろ足の踵から数cm上の内側
ツボの押し方 足三里と同様。足が冷えている場合は、このツボを温めるとより効果的。
補足

ワンちゃんがご飯を食べた後に足三里がある足の外側を舐める時は、胃の不調。
三陰交がある足の内側を舐める時は消化能力が落ちている事が多いです。

ツボを押すことと、経絡の流れる方向に沿って足の外側は上から下にさすり、
内側は下から上にさすってあげましょう。

足三里のツボの押し方動画です。三陰交も同じように行います。

6.湧泉(ゆうせん)

  • 精神的・身体的疲労
  • 腎機能の低下

その名の通り、泉が湧くように気力や体力が高まります。疲労回復効果もあるので、
一日の終わりにこのツボを押してあげると、その日の疲れも取れてぐっすりと眠れるでしょう。

腎の経路を刺激するので腎機能の働きも高めて老化を防ぎます

場所 後ろ足の足裏の大きな肉球のすぐ下
ツボの押し方 足先に向けて押し上げるように優しく指圧

こちらの動画でご紹介しています。(音楽が流れます!音量にご注意ください)

補足

人間の足裏には全身を刺激するツボが集まっていると聞いたことがあると思いますが、
ワンちゃんの足裏にも同様にあります。

参考までに画像を掲載します。
湧泉のツボ押しするついでにこちらも使ってみてはどうでしょう。

(引用:http://blog.livedoor.jp/genkivet/archives/7914000.html)

7.腎兪(じんゆ)

  • 腰痛や関節痛
  • 足腰の震え
  • 冷え
  • 骨の弱り
  • 排泄異常
  • 老化

東洋医学では「腎」は生命エネルギーを貯蔵する大事な場所と考えられているため、
「腎」に不調があると老化現象に最も影響し、足腰の軟弱化、難聴、老眼、身体の冷え、
めまい、食欲不振、発育や性機能障害などがあらわれます。

ここを常に刺激することで腎機能を高めて、いつまでも元気に若々しくいられるので、
シニア犬だけでなく、全てのワンちゃんの老化防止に役立ててほしいツボです。

場所 後ろ足よりの肋骨上部の背骨の両側2か所
ツボの押し方 両手で身体をホールドしながら、両親指で軽く指圧またはくるくると円を描くように
マッサージする。

湧泉の押し方動画をご覧ください。

試したいツボはありましたか?

最後にツボマッサージをする上での注意点をお伝えします。
マッサージをする前に必ずお読みください。

 

注意点

 

この投稿をInstagramで見る

 

くるみたん (Kurumi)(@kurumitaan)がシェアした投稿

飼い主さんとワンちゃんがリラックスする

ツボマッサージは、飼い主さんの「気」をワンちゃんに入れることと同じなので、
飼い主さんが元気でリラックスした状態であることが重要になります。

そしてツボの本を見ながらマッサージしても、ワンちゃんはリラックスできません。
ツボを意識するよりワンちゃんが気持ちよさそうにしているかが大事なので、
表情を見ながらマッサージしてあげましょう。

痛みがあるところは要注意!

ワンちゃんがとても嫌がる所は、
その部分の経絡上に痛みや違和感があるのでそんなときは優しくさするだけで十分です。

<ツボマッサージを嫌がる子におすすめ商品>

RUNONO ローラー鍼 ミニサイズ

ツボマッサージに慣れていなくて嫌がるワンちゃんには、
こちらのローラー鍼でツボ周辺を転がしてあげるだけで、適度に刺激を与えることができます。
ローラー鍼でマッサージに慣れてきたら、徐々に飼い主さんの手に移行していきましょう。

鍼と記載されていますが、鍼ではなく突起なのでご安心ください。
ミニサイズは、女性の手の平にすっぽり入るくらいのサイズで、
小回りもきいて使いやすいと思います。

私の周りにもすすめたところ、とても好評でした。
ワンちゃんだけでなく、飼い主さんが自分用に追加購入して使っているお宅もありました。

使い方などはこちらの動画をご覧ください。

 

まとめ

 

この投稿をInstagramで見る

 

ドッグケア【MANA no TE】From elves(@elves_castle)がシェアした投稿

ツボマッサージについて理解できたでしょうか?

ツボを押すことでそれに関連する経絡が刺激を受けて、
滞っていたものがスムーズに流れ始めることで表に出ていた不調が改善されるのですね。

そしてツボマッサージの準備からやり方、最後の仕上げまでの流れも学び、
不調に効く万能ツボ7つありましたね。

  1. 百会
  2. 晴明
  3. 大椎
  4. 肩井
  5. 足三里
  6. 湧泉
  7. 腎兪

最後にお伝えしたツボマッサージをする際の注意点

  • 飼い主さんとワンちゃんがリラックスする
  • 痛みがあるところは要注意

こちらも守りましょう。

飼い主さんが元気でリラックスしていることで、
ワンちゃんも安心してツボマッサージを受けることができ、その効果も高まります。

初めはツボの場所が分からず、戸惑うこともあるかもしれませんが、
ワンちゃんが嫌がるところを無理に刺激しなければ多少位置がずれていても大丈夫です。
だいたいこの辺かなというところをまんべんなく刺激してあげてください。

ワンちゃんが普段より元気なさそうだけど、病院に行くまでもないという時、
今まではただ心配して側で様子を見るだけでしたが、
これからは飼い主さんがその不調を改善させることができますね。

そして未病の段階で体調を整えていくことの大切さに気づかれるでしょう。

ぜひ今日からツボマッサージを取り入れてみましょう。

(参考:東洋療法雑学辞典)

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

カテゴリー

アーカイブ