トイプードルに多いパテラとは?見分け方と危険な動作5つ!

キャン!!!!!!!
ワンちゃんが突然鳴くと、ドキッとしますよね?
おうちにいるワンちゃんはこんなことないですか?
Aさん
たまに鳴いてます!心配ですぐに飛んで行き、どこが痛いのか必死に探したり。
でもしばらくすると、何事もなかったかのように遊び始めるから様子をみてるけど、このまま放置してて大丈夫なのか心配
Bさん
うちの子はたまに足を上げていることがあって、
トイプードルがかかりやすいパテラなのか見分け方があったら、知りたい
トイプードルは運動神経が抜群でジャンプなども得意な子が多いですが、
足が長く骨が細いために骨折や脱臼を発症しやすいといわれています。
それだけに、骨格や関節の疾患などが心配ですよね。

そこで本日はその中でパテラについて、

  • トイプードルに多い病気なのか
  • その見分け方
  • 日常生活における危険な動作

などをお伝えします。

これをお読みになることで、今のワンちゃんの状態がパテラの症状なのかが分かり早期発見につながる可能性が高くなるでしょう。また、日常生活の中で無意識に危険な動作をさせていたことにも気付き、発症を未然に防ぐことができます。

ぜひ最後までご覧ください。

パテラ=膝蓋骨脱臼と理解されている方が多いと思いますが、
patellaは英訳で「膝軟骨」なので、正式名は「パテラの脱臼」になります。

ではそのパテラの脱臼とはどのようなものでしょう。
本当にトイプードルがかかりやすい病気なのかもお伝えしていきます。

っと本題に入る前に、myワンちゃんのしつけについてどう思われていますか?
子犬期からしっかりやっておかないと後々大変なことに…

ちゃんとやらないとな

と思いつつも

実際にどうやってやればわからない…

というのが本音ですよね。
特に、ワンちゃんを迎えた際のトイレトレーニングはかなり大変だとみなさんお困りのようです…

そこで、私が立案したトイレ失敗知らずの方法をご紹介したいと思います!
気になる方は下記の記事をどうぞ!!!

史上最強ペットシーツ!プレミアムペットシーツ デオ・ダブルを使ってみた‼徹底的にレビューします‼

余計なおせっかいです!っていう方はこのまま読み進めてください!笑

パテラについて

 

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  • トイプードルに多い病気?
  • パテラとは
  • 主な原因
  • グレード(重症度分類)

トイプードルに多い病気?


(引用:https://www.anicom-sompo.co.jp/)

こちらは、ペット保険のアニコム損害保険株式会社(代表取締役 野田真吾)と、理化学研究所(理事長 松本紘)の共同研究チームによって、国内人気の9犬種計2,048頭の子犬(0歳齢)を対象に、膝蓋骨脱臼の有病率を調査し、発表したものです。

ご覧になってもわかるように、トイプードルが膝蓋骨脱臼の発生が最も多い犬種という結果が出ており、これは約7頭に1頭が本疾患を持っていることが明らかとなりました。

さらに、トイプードルの子犬が膝蓋骨脱臼を発症した場合、一緒に生まれた兄弟犬も膝蓋骨脱臼になるリスクは、発症した兄弟犬がいない場合にくらべて16.2倍も高かったという結果から、
遺伝的な関係性が近いほど膝蓋骨脱臼になりやすいと考えられます。

パテラとは

正常
脱臼

 

 


(引用:https://katsuma-pc.jp/

膝のお皿である膝蓋骨は正常時、大腿骨の中央にある縦方向に伸びている溝(滑車溝)に沿って上下に動きますが、この溝から外れて外に落ちてしまった状態パテラの脱臼と言います。

この溝から完全に外れるまではいかないものの、正常な位置からズレて不安定な状態亜脱臼になります。

脱臼すると、膝蓋骨に付帯する腱・靭帯が引っ張られる形で大腿骨や脛骨にも捻じれが生じ、
膝蓋骨が内側にズレた状態を内方脱臼、外側にズレた状態を外方脱臼と分類します。

脱臼した足をかばうように歩くため正常な足にも負担がかかった結果、全体の約50%が両側性に移行してしまいます。また、オスよりメスのほうが1.5倍ほど発症しやすいようです。

補足
トイプードルのような小型犬は成長過程で大腿骨と膝の内側の筋肉とのバランスが崩れやすい傾向があるため、膝蓋骨が内側にズレる内方脱臼になりやすいです。

膝関節の構造と膝蓋骨内方脱臼の模式図
(引用:https://www.koinuno-heya.com/)

主な原因

先天性なものと後天性なものの2つがあります。

<先天性>

  • 大腿骨の溝(大腿骨滑車)の発育異常
  • 筋肉や靱帯の発育異常
  • 骨の成長異常

早い子では生後4ヶ月頃から症状が出始めます。

<後天性>

  • 事故などによる外傷
  • 肥満等の生活習慣

    いずれにしても骨格そのもの、
    または骨格の並び方(アライメント)の異常によって起こります。

グレード(重症度分類)

一般的に下記の4つのグレードに分類され、グレード2以上で手術の適応となります。
外れてしまった膝蓋骨を元の位置に戻す治療法は手術以外にありません。

グレードⅠ 正常な位置にある膝蓋骨を手で脱臼することができるが、手を離すと元に戻る。
見た目には分かりづらく、無症状。
グレードⅡ 膝関節は不安定な状態で、膝関節を曲げた時に自然と脱臼しやすく、
手で脱臼を押し戻す又は関節を伸ばすと元に戻る。
脱臼を繰り返すことで関節炎を発症して、かなりの痛みを感じている子も多い。
グレードⅢ 膝蓋骨が常に脱臼している状態で、手で押すと戻るが、手を離すとまたすぐに脱臼する。または、関節を伸ばしながら手で押すと戻るが、膝関節を曲げ伸ばすことで再度脱臼する。
骨格の変形が顕著になってくる。(トイプードルの場合はグレードⅣまでは骨格の変形がみられにくいようです。)
グレードⅣ 膝蓋骨が常に脱臼している状態で、手で押しても戻らない。
骨の変形などがみられる。
筋肉が萎縮してしまい、治療困難。

パテラの脱臼についてご理解いただけたと思います。

Aさん
遺伝的に発症しやすい病気だったことに驚いた!
だからこそ、トイプードルを飼われている皆さまには、
その見分け方をぜひ知っていただきたいですね。

 

パテラの見分け方

 

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グレード別の発見率

(引用:https://www.houndcom.com/)

こちらは、飼い主がパテラの脱臼を発見した時のグレード別の発見率を調査したものです。
無症状の場合が多いグレード1で発見するのは困難かもしれませんが、
グレード4の段階で初めて診察を受ける割合が全体の50%という結果に驚きです。

この時点ではすでに手術は不適になる可能性が高く、処置をしたとしても何らかの後遺症が残り、ワンちゃんにとってとても辛い生活を送ることになるかもしれません。

Bさん
これは絶対に避けたい!!
そのためにも次にお伝えするチェックポイントをご覧になり、
ご自分のワンちゃんに当てはまるものはないか1つずつ確認をしましょう。

パテラの見分け方チェックリスト

おおよそのグレードごとの見分け方をご紹介します。

<グレード1>

✅ 症状はないが、立ち姿勢や歩く姿勢がおかしい(補足参照)

✅ いつも座り方がおかしい(片足を横に投げ出している)

<グレード2>

✅ いつも足を気にしている

✅ 足を浮かせて歩く

✅ 触ると痛がる

✅ 急に「キャン」と鳴くことが多い

<グレード3>

✅ 腰をかがめて歩く

✅ ケンケンして歩く

✅ 内股で歩く

✅ 膝関節を曲げたままで歩こうとする

✅ 骨が変形している

<グレード4>

✅ 足を引きずりながら歩く

✅ 両足を脱臼するとカエルのような歩き方になる

✅ 座り込みながら移動する

✅ うずくまって動かない

ぜひ、上記のチェックリストを活用していただき、グレード別に項目が当てはまるかどうか日頃の行動を観察しながらチェックしてみてください。

補足
ワンちゃんを後ろから見た時に、このように大腿骨から踵までが湾曲してX脚やO脚になっている場合は、パテラの脱臼がかなり進行していると考えられます。

ここまで湾曲していなくとも、その兆候が見られる場合は、
早急に検査をされることをおすすめします。

犬の下肢アライメント~正常とO脚・X脚の比較図

パテラの脱臼を放置したままや、何度も脱臼を繰り返していると、関節炎や骨の変形が起こる可能性が高く、治療も困難になっていきます。早期発見を心がけましょう

最後に、パテラや骨格などに悪影響を与える動作をお伝えします。

 

悪化を招く危険な動作5つ


(引用:https://www.dog-gallery.co.jp/)

  1. ジャンプ
  2. 階段の上り下り
  3. フローリングなどの足元が滑るまたは不安定な場所で走り回る
  4. ダッシュや急な方向転換
  5. 後ろ足で立つ

日常的にこのような動作をさせている場合は、すぐに室内環境を見直しましょう。

床を滑りにくいものに変えたり、どうしてもソファに上がるのならステップをつけたりと、改善できることはたくさんあります。

また、こちらの記事にも予防法やサプリ等のご紹介をしているので参考にされてください。

トイ プードルがヘルニアになった!原因はダックスと同じ!?

 

<子犬の成長期にできる予防法>

パテラの筋肉量の関係性

パテラの脱臼には筋肉量も関係があるようです。
そのため、成長期に後ろ足の筋肉を鍛えることで、発症リスクを減らすことが期待できます。

毎日お散歩をして筋肉を鍛えて膝関節を強化しましょう。
膝の負担の少ない散歩コースを選び、ダッシュなどの急な動きをしないように注意します。

すでに発症してしまった子には、骨の成長が止まる生後6ヶ月までは後ろ足の関節を鍛えるための屈伸運動等のリハビリを継続したり、筋肉のコリをほぐして関節がよく動く運動をさせることで改善できた子も多いようです。

注意
リハビリや運動方法もその子の状態によって変わってくるので、かかりつけ医、
またはトイプードルのパテラの脱臼は遺伝性も強いため、お迎えになったブリーダーさん等にご相談ください。

 

まとめ

犬の膝蓋骨脱臼(引用:https://hotto.me)

いかがだったでしょうか。

パテラの脱臼は一度発症すると、骨格が原因のために手術以外のリハビリ等を続けても完治させることは難しいですが、まだグレードが低く、症状の軽いうちは、ワンちゃんが問題なく日常生活を過ごせるような努力をしていくことで、進行を抑えることも可能となります。

パテラの見分け方チェックポイントで常日頃からワンちゃんに異常がないかを観察しましょう。
異常がない場合は、後天性な原因を作らないことが非常に重要になります。

悪化を招く動作5つ

  1. ジャンプ
  2. 階段の上り下り
  3. フローリングなどの足元が滑るまたは不安定な場所で走り回る
  4. ダッシュや急な方向転換
  5. 後ろ足で立つ

振り返ってみると、飼い主さんの行動によって引き起こされている動作もたくさんありますね。

飼い主さんが持っているおやつをもらおうと必死にジャンプしてアピールしたり、テーブルの上に美味しい食べ物の匂いがして立ち上がってテーブルをのぞいたりしていませんか?

可愛いからとそのままにしておくと、あとで苦しむのはワンちゃんなのです。

ぜひ今日からこれらの行動を未然に防いでいきましょう。

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